幹細胞って種類があるの?どんな役割かを調べました

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幹細胞種類ー横顔

幹細胞には種類があるのかな?という疑問があったので、調べてみる事にしました。

幹細胞を大きく分けると、3つになるそうです。
「受精卵」「ES細胞」「成体(体性)幹細胞」です。
これが能力の違いで、更に3つに分かれます。
「全能性」「万能性」「多能性」です。

何となく、ちょっと難しくなってきたかな?という感じですか?一つずつ見ていきましょう。

●受精卵(全能性)について

まず受精卵ですが、これは分かりますよね?赤ちゃんの元です。そして全能性というのは、簡単に言えば「どんな種類の細胞にもなれる能力がある」と言う事になります。

受精卵が赤ちゃんのカタチ(カラダ)になる為には、皮膚や筋肉、骨や臓器、様々なものを作れる能力が必要ですよね?
そう考えると、全能性という事も納得出来ますね!

でも驚いたのは、この能力は、受精直後からたった2週間後までの期間だけしかありません。その期間内に、受精卵は赤ちゃんのカラダやそれを育てる胎盤など、全ての細胞を完成させられるそうです。
凄いですよね?仕事が早い!幹細胞って、本当に能力が高い細胞なんですね。

命って神秘的ですね。色んな奇跡的な事の連続で、命って生まれるんですね。そう考えると、自分自身も周りの人も、みんな大切にしなきゃって気になりませんか?

●ES細胞(万能性)について

2週間を過ぎると受精卵は、赤ちゃんのカタチと器官になる部分に分かれるんです。赤ちゃんのカラダ以外の部分が、ES細胞(胚性幹細胞)です。
そしてカラダを構成する全ての細胞になれる性質(万能性)を持っています。

このES細胞のどこが凄いかと言うと、血液・肝臓・脾臓などの細胞を作る事が出来るんです。ただ条件があって、受精して分裂を始めたばかりの卵子が必要で、初期の胚から取り出した細胞を培養する必要があるそうです。

医療の発展には希望が持てる細胞だけど、その半面で倫理的な問題があるので、飛躍的に開発が進むとはいかないようです。卵子から細胞を取り出すと、卵子は死んでしまうからです。

海外でも倫理的な理由で、アメリカでは国は研究費を出さなかったり、韓国では卵子の売買が行われたり、色んな問題が起こったようです。

現在研究に使われている卵子は、不妊治療などで採取した卵子を使っているそうです。廃棄される卵子を使うので、卵子売買のような闇のものでは無いと聞いて、少し安心しました。

卵子が死なずに取り出せる方法が見つかると、現代医学で治らない病気も、新たな治療方法で助かる人もいるので、いつかは実現するといいなと思います。

●成体幹細胞(多能性)について

でもES細胞は、赤ちゃんのカタチが完成されると、ほぼ消滅してしまいます。残った細胞はと言うと、特定の系列の細胞だけ分化(多能性)します。この状態の細胞が成体(体性)幹細胞です。

特定の系列の一例です。
・造血幹細胞➡️赤血球や白血球、血小板など。
・神経幹細胞➡️神経の細胞。
・間葉系幹細胞➡️皮膚や骨、軟骨、脂肪細胞など。

全ての細胞になれる時期は終わり、特定の系列という条件の中で、それに関する細胞へと変化するんですね。

ES細胞と成体幹細胞のどちらも、医療への使用を期待されている事が分かりました。
でも、どちらもメリットとデメリットがあるようです。

※ES細胞のメリット
・大量に増殖出来る。
・培養が簡単。
・分化させやすい。

※ES細胞のデメリット
・他人の細胞を使うので、免疫の問題がある。
・腫瘍形成の可能性がある。
・倫理的な問題がある。

※成体幹細胞のメリット
・患者本人の細胞なので、倫理的な問題が無い。
・腫瘍形成の心配が無い。

※成体幹細胞のデメリット
・細胞の採取が難しい。
・培養が難しい。
・大量増殖は出来ない。

どちらも一長一短で、どちらの方が良いとは言えないようです。普通に治療に使われるようになるまでには、まだまだ時間(研究)が必要なようですね。でも、医学は日々進歩しているので、期待して待ちましょう!

●ノーベル賞を受賞したips細胞について

2012年に山中教授がノーベル生理学・医学賞を受賞したニュースは、まだ記憶に新しいと思います。
同じ日本人として、誇らしく思ったのを覚えています。

iPS細胞とは、簡単に言うと「人工的に作って、幹細胞と同じ機能があり、たくさん増やせる」細胞という事になります。

卵子を使わずに済むので、幹細胞の大きな壁となっていた倫理的な問題もクリアされるのは、かなり医学を進歩させるのでは?と世界中から期待されたんですね。

患者の皮膚や血液などの細胞に、ある特定の遺伝子を入れると方法で、ips細胞は作られるようです。

今までは、系列ごとに役割が決まっていたのを、どの細胞にもなれるのが、iPS細胞(人工多能性幹細胞)です。

どの細胞にもなれるというのは、とても凄い事だと思いませんか?医療に詳しくないけど、ワクワクしました。

安全性のメリットもあります。患者本人の細胞から作るので、他人の細胞を使う場合と違って、拒絶反応を起こす心配が無いのも素晴らしいと思います。

数も増やしやすいようなので、更に研究は進むと思われます。私は身内に病人が多いので、心から期待したいなと思います。

現在、神経や血球は作る事が出来るようですが、心臓などの臓器は残念ながら、まだ時間がかかるようです。移植は大変なので、早く完成して欲しいですね。