幹細胞で発展する再生医療の可能

幹細胞再生ー横顔

●再生医療とは?今までの医療と何が違うの?

再生は、再び生き返るという意味ですよね。再び生き返る医療って何だろう?今までの医療と何が違うのかな?と素朴な疑問持ちました。
ネットで検索すると、難しい内容が沢山出てきます。
私なりに噛み砕いてみて、簡単に再生医療を説明すると、こんな感じになりました。

◎自然に回復(再生)出来ない臓器などの細胞を再生して、機能を回復させる医療

◆再生医療の仕組み

※再生出来ない臓器

※臓器から幹細胞を取り出す

※取り出した細胞を培養する

※細胞が再生

※臓器の再生

※臓器の機能が回復する

◆なぜ再生する事が出来るのか?

細胞は通常は決まった役割しか出来ません。例えば筋肉なら筋肉、神経なら神経、筋肉の細胞が神経の細胞になる事は無いそうです。一生筋肉一筋の生涯なんですね。
でも幹細胞は、どんな細胞にもなれるマルチな細胞なんです。筋肉にも神経にもなる事が出来ます。すごい便利な細胞ですよね?

◆幹細胞は細胞の補充要員?

例えば、転んで膝を擦りむいたとします。皮膚が剥けて、血が滲んでしまいまた。ここで幹細胞の出番です!
傷口に幹細胞が集まります。足りない再生を補い、修復します。

私が今まで治癒力だと思っていたのが、この仕組みなのかな?と思いました。

●すでに実用化している再生医療は?

幹細胞には、いくつかの種類があり、それぞれ研究が進んでいます。その中で既に実用化されている幹細胞もありました。

◆成体幹細胞
成体幹細胞は、私たちのカラダの中には既に存在している細胞です。遺伝子操作をしていない為、他の幹細胞よりも安全性が高いと言われています。

◆どんな治癒に使われているの?
お腹の脂肪から幹細胞を取り出し、膝の軟膏を再生したり、乳ガンで切除した乳房を再生などの治療で、既に実用化されています。

老人大国の日本なので、長生きする人が増えていますが、年を取ると膝の痛みを訴える人が増えるので、軟骨を再生出来たら、健康で元気な老後を過ごす事が出来ますね!
また乳ガンで乳房を失う事は、女性にとってとても悲しい事です。でも乳房を再生出来たなら、乳ガンの治療も今より積極的になれるかもしれません。

◆再生医療の一例
・脊髄損傷
・パーキンソン病
・心不全
・血小板減少症
・変形性膝関節症(半月板)
・水疱性角膜症
・非代償性肝硬変
色々な病気への効果について研究されています。
研究の実用化にいつては、10年以上の歳月が必要だと言われています。命に関わる事なので、安全性を重視して頂きたいと思います。

◆成体幹細胞への期待
現在の医療では、薬や手術で治療する方法が一般的です。
でも薬には副作用があるし、日本では受けられない手術もあります。だからこそ、再生医療には期待したいです。

細胞を使わない再生医療とは?

幹細胞再生ーほほに手

●細胞を使わない新しい再生医療とは?

再生医療の一般的には、カラダから細胞を取り出して、細胞を培養する方法です。でも細胞を取り出さないという方法もありました。

◆幹細胞培養液とは?
これは幹細胞の「分泌液」を使うという方法です。
十分に研究も進んでいて、倫理的な問題もクリアになった事で、実用化が進んでいます。

◆医療以外の活用法
幹細胞培養液は、医療用に使用されていますが、他の分野でも効果が期待されています。特に美容業界で大きな注目を浴びています。

◆美容と幹細胞培養液
幹細胞培養液は、美肌効果がある事が分かっています。
ここ最近の幹細胞コスメは、この幹細胞培養液を使った事で、爆発的なヒット商品となりました。

具体的な効果としては、抗酸化作用・シワ改善効果・美白効果などの美肌効果やアンチエイジング効果などです。

肌のトラブルも老化やある種の病気ととらえれば、再生医療の対象なのかな?と思います。
皮膚はカラダの中で一番表面にあるものだし、一番目につく場所です。だから、一番ストレスを感じる場所でもあります。

ストレスは万病の元と言われています。皮膚トラブルの解消に、再生医療の技術が使われた事は、とても喜ばしい事だと思います。

もっと研究が進めば、今よりコストも下がるかな?と、個人的に期待しています。

再生医療の現状・トラブルについての報告

幹細胞再生ー洗顔

未来の医療にとって、幹細胞は色んな可能性や期待を秘めている細胞だと思います。その一方で、まだ研究段階なので未知数の部分も多くあります。実際の医療現場でも、全てが成功しているとは限らないようです。

現在、体性幹細胞を用いた治療は、100を越えるクリニックで行われているそうです。治療を受けたという患者数は、既に一万人を越えているそうです。
この数は、私的には予想より多く感じました。

◆世界の中で規制が緩い日本
同じアジア圏でも、韓国や中国では、再生医療の診療については、規制当局が入って厳しい規制があるそうです。
日本の場合は、先進国の中でまだ規制が遅れていて、トラブルが起こっても、把握出来ていない状態のようです。

これは残念な事だと思いました。新しい治療方法で未知数の部分も多いので、個人的には慎重に行って欲しいと思います。事故があってからでは遅いし、再生医療のイメージも悪くなると思うからです。

更に驚いたのは、規制が緩い日本へ治療を受けに来る外国人が多いという事実です。
特に韓国から日本へ来る患者が多いようです。これは韓国の企業が患者を募集して、日本へ送り込んでいるらしいです。

韓国や欧米で許可していない治療を、日本では(医師の裁量)受けられるからのようです。

他の国で禁止されているのに、日本なら受けられるというのも、正直不安だなと思いました。